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注文住宅をZEH住宅で建てたい方へ、費用とローンのポイントを紹介

2019-05-31

注文住宅を検討している方は、よくZEH住宅を耳にしたことがあると思います。
省エネの家として注目を浴びていることや、資産価値の高さからZEH住宅にシフトする方も出てきています。
しかし、普通の注文住宅と異なるシステムであるためにけん制されることも多いです。
どれくらいの借入金額が必要なのか把握できたら、返済計画が立てやすいですよね。
そこで今回は、ZEH住宅を建てる際にかかるローン費用について解説します。

□ZEH住宅と一般的な家の金銭的違い

ZEH住宅とは、ゼロ・エネルギー・ハウスの略称です。
省エネだけでなく、エネルギーを作り出すことで収支をゼロもしくはプラスにしようとする住宅のことを言います。
一般的な家は、ガスと電気の料金を支払っています。
しかし、ZEH住宅でオール電化に切り替えることでガスを使いません。
こうして支払いを一本化できるので、ガス代の基本料金がなくなります。
ただし、省エネの家を建てるだけではZEH住宅とは言えません。
SII(環境共創イニシアチブ)が定める基準をクリアしないと、ZEH住宅として認定されないのです。

□認定を受けることで補助金が支給される

基準をクリアするためには一定の条件が必要ですが、満たすことで補助金が支給されます。
金額は地方や自治体によって様々ですが、100万円前後であることが多いです。
しかし、全てのZEH住宅が補助金をもらえるわけではありません。
人気度の上昇に伴い、認可をもらえるハードルが高くなったと言えます。
「せっかく建てたのに、補助金がもらえなかった。」とならないために、施工前に申請をしましょう。

□初期費用が高いZEH住宅

ZEH住宅は、普通の家とは違って特別な設備を導入します。
太陽光パネル、エコキュート、床暖房、断熱材、IHなどが挙げられます。
これらの費用を合わせると、総額300~500万円にのぼります。
家の大きさや間取りによって設備範囲が変わってくるので、住宅によって金額は前後します。

□ランニングコストを見るべき

初期費用の高さを見て、導入を断念しようとする人がいるかもしれません。
しかし、ZEH住宅は長年住むことで経済性を発揮します。
例えば、今まで月3万円だった光熱費を自宅で賄えたとします。
これが30年続くと、約1000万円分のエネルギーを創り出すことができます。
初期費用の利息を含めても、余裕をもって黒字にすることが可能です。
しかし、台風などの災害で機能しなくなるリスクも抱えています。

□まとめ

今回はZEH住宅を建てる際にかかるローン費用について解説しました。
初期費用にコストはかかりますが、長期的に考えるとお得なことが分かっていただけたと思います。
さらに、補助金が出るので貯蓄や返済繰り上げに充てることもできます。
ZEH住宅を購入する際は、複数の会社から見積もりをもらうようにしましょう。
制度や政府の動きにも注目しながら、賢く家を建てたいですね。

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