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西条市で注文住宅を検討中の方へ|長期優良住宅の耐震基準と敷地面積

2018-12-20

みなさん長期優良住宅についてご存知でしょうか。
長く快適な状態を保つことができるだけでなく、認定されると国や自治体から補助金からもらえる住宅です。
この記事では、長期優良住宅を建てるうえで重要な耐震性と敷地面積についてご紹介します。

 

□長期優良住宅の条件

長期優良住宅の認定をうけるには、いくつか条件があります。
その条件は省エネルギー性やバリアフリー性、劣化対策など、合わせて9つあります。
中でも、耐震性と住宅の面積はとても重要な項目です。

 

□長期優良住宅の耐震性

長期優良住宅は、次の3つの条件のうちいずれかを満たすことが必要です。

*耐震等級2以上

耐震等級とは、耐震性の高さをはかる基準の1つです。
3段階あり、耐震等級1は震度6~7の地震に耐えられるほどの強度です。
長期優良住宅では、この1.25倍の耐震性がある耐震等級2を満たさなくてはいけません。

*層間変形角

層間変形角とは、大規模地震が発生したときの各階のずれの大きさと各階の高さの比率です。
長期優良住宅として認められるためには、階の高さに対するずれの大きさを一定以下に抑えることが必要です。

*免震建築物

免震建築物とは、地震の揺れを軽減する機能をもつ建物です。
免震技術やシステム、免震構造を利用することで揺れを減らします。
免震建築物であれば、長期優良住宅の耐震性の条件を満たすことができます。

 

□敷地面積とは?

建築業界では、さまざまな面積が定義されています。
そこで、注文住宅を建てる上で重要な敷地面積について、他の面積と比べながら説明します。

*敷地面積

敷地面積とは、土地を真上から見たときの投影面です。
水平な面積を測るので、斜面や崖がある土地の敷地面積は、見た目よりも小さくなります。

*建築面積

建築面積は、建物を真上から見たときの建物自身の面積です。
一般的には、一階の面積にあたります。

*延床面積

住宅の各階の床面積の合計が延床面積です。
建物面積とも呼ばれます。
奥行きが2メートル以上ある玄関や庇(ひさし)も延床面積に含まれます。

 

□敷地面積の制限

1つの広い土地が分割して使われないように、都市計画で最低限必要な敷地面積が定められていることもあります。
一般的に最低限必要な敷地面積は、100平方メートルであるとされています。
建築基準法によって、敷地面積の下限は200平方メートルまでであることも決まっています。
ただし、もともとある建物がこの敷地面積を下回っている場合は、敷地面積の制限は適用されません。

 

□長期優良住宅の敷地面積

長期優良住宅では、一般的に75平方メートル以上の延床面積が必要です。
1階部分の床面積は40平方メートル以上であることも条件の1つです。
長期優良住宅を建てる際はこの面積を満たせるように、敷地面積も確保すると良いかもしれません。

以上、長期優良住宅の耐震性と敷地面積についてご紹介しました。
注文住宅を建てる際は、ぜひ耐震性や敷地面積に十分に配慮してみてください。

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