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ZEH住宅を検討中の方へ、西条市の注文住宅会社が断熱性能を解説

2019-05-19

注文住宅を検討している方なら、ZEH住宅という言葉を聞いたことがあると思います。
環境に優しい家として、ZEH住宅はこれから市場を席巻するかもしれません。
そんなZEH住宅の特徴として、高断熱性が挙げられます。
では、具体的にどこが高性能なのでしょうか。
そこで今回は、ZEH住宅の断熱性能について解説します。

□強化外皮基準

強化外皮基準とは、地域ごとに定められた断熱性能・省エネの基準のことです。
ZEH住宅の条件を満たすためには、強化外皮基準をクリアしなくてはいけません。
強化外皮基準は、数値が低いほど良いとされています。
省エネ基準の住宅は、この値が全国で0.4~0.8と決まっています。
ZEH住宅の場合、0.4~0.6に抑える必要があります。
全国の基準数値に差はありますが、省エネ住宅よりも断熱性に優れたレベルであることは間違いなさそうですね。
ZEH住宅として認められるために、施工者が着目しているのは以下のような点です。

*UA値

UA値とは、外皮平均熱貫流率のことを言います。
簡単に言うと、家全体からどれくらいの熱が外に逃げたかのかを判断するものです。
このUA値が低いほど、断熱性能が高いとされています。

*C値

C値とは、建物の気密性を表したものです。
延床面積から家全体の隙間の合計で割ることで、気密性を計算することができます。
この数値が低いほど、気密性が高いとされています。

□日常生活で感じられる断熱効果

さて、ZEH住宅で暮らすとどのような断熱効果を実感できるのでしょうか。

*体感温度

断熱性能が低い家だと、家全体の温度にばらつきが出ます。
外気温が20度でも、室内の足元は15度になることもあります。
一方、ZEH住宅だと冷気が入りにくくなります。
屋内外での寒暖差も小さくなり、快適に過ごせるでしょう。
夏は涼しく、冬は暖かくなるということです。

*消費電力の削減

ZEH住宅には、高性能断熱材や高気密・高断熱サッシを使用します。
家全体の断熱機能が上がることで、暖房やクーラーを使用する頻度を減らすことができますよね。
設備投資に初期費用がかかりますが、住み続けることで節約ができます。
経済性の面からも、断熱効果を実感することができます。

□まとめ

今回はZEH住宅の断熱性能について解説しました。
省エネ基準を上回る断熱性能を兼ね備えたのが、ZEH住宅です。
イニシャルコストや審査基準は高く設定されてありますが、その分居住者が快適な生活を送ることができます。
断熱性能を知りたい方にとって有益な情報となれば幸いです。

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